第27章 ※初めての夜

「ここはもう、びしょびしょだな。」

「それは…義勇が焦らすから…！」

「おまえがちゃんと感じてくれてる証拠だから、素直に嬉しい。ほら、音聴こえるだろ？」

音が聴こえるように、優しくかき混ぜた。

「やだ…、やめ…て…、」

陽華は恥ずかしそうに、顔を手で隠した。義勇は自分の手に付いた蜜をペロリと舐めると、陽華の下半身へ顔を近づけた。

「そんなに恥ずかしいなら、俺が綺麗にしてやる。」

そう言いながら義勇は、陽華の太腿を掴み、秘部に顔を埋めた。そして、ぴちゃぴちゃと音をたてながら、蜜を丁寧に舐め取った。

「はぁん…、やぁ…音…たてなぃ…で…、んぁ…、」

陽華の秘部を、両手の親指で両側に開き、そこに舌を差し込んだ。舌先を小刻みに動かし、入り口付近に刺激を加える。

「舌…いれちゃ…、あぁんっ、だめっ…、」

義勇は気が済むまで舐めると、満足したように唇を離した。そして今度は、秘部に指を差し込んだ。根元までずっぽりと差し込むと、陽華の感じるところを指の腹でグリグリと刺激していく。

「はぁう…、そこっ…！やぁんっ！」

「すごいな。どんどん溢れてきて、これじゃちっとも綺麗にならない。」

義勇は出し入れを繰り返しながら、茂みをかき分け、上の方にあるぷっくりと腫れた、小さな赤い実に優しく舌を這わした。その瞬間、陽華の身体がビクンッと震えた。

「やっ…、そこ……したら…、イッちゃうっ！」

義勇は陽華の言葉を無視して、そこを執拗に責めた。舌先で小刻みに刺激を加えたり、強く押し付けたり、ちゅくちゅくと吸い上げた。指は変わらず、膣内を激しく責め立てた。

「そん…な、二つも責めた…ら、頭おかしくなっちゃ…ぅ…。あぁ…イッちゃ…、はぁんっ！！」

陽華の身体が大きく震え、秘部から蜜が溢れ出た。義勇は指を引き抜き、指に垂れた蜜を舐めとりながら、陽華の顔を見詰めた。

「溢れ過ぎて、もう修復不可能になった。」

陽華は肩で荒く息を繰り返しながら、義勇を涙目で睨み付けた。

「もう！だめって…言ってるのにっ！」

「そんなに睨むな。可愛い声が聴きたくて、止まらなかった。」