第19章 ※青空の下

義勇の冷たい舌が口内に入り込み、陽華の舌に絡んできた。

「んぅ…ふぅ…、んぁ」

あまりの激しさに、陽華の唇の端からくぐもった息が漏れでた。
義勇は唇を離すと、掴んでいた手を引き、陽華を縁側に押し倒した。そのまま上に覆い被さると、さらに口づけをしながら、陽華の隊服のボタンを外し始めた。隊服の前を開くとサラシの巻かれた肢体が現れて、義勇はサラシの上から胸を鷲掴みにした。

「ちょっ…、ぎゆう！？」

義勇は指を動かし、胸の先端部分の場所を確認すると、サラシの上からその実を口に咥え込んだ。
ねっとりと舌を這わせると、義勇の唾液が染み込んで、小さな赤い実がうっすらと浮かび上がった。
義勇は舌で弄びながら、もう片方の実を布越しにカリカリと爪で引っ掻いた。

「ぃやぁ…、それ…感じ…ちゃぅ…、」

次に義勇は、サラシを少しずらして、その隙間から、刺激で固くなった実を顕にさせると、その実を直に味わいはじめた。

「ぎゆう、待ってっ！！いきなり過ぎる！」

陽華は、おもいっきり義勇を引き剥がした。その反動で緩められていたサラシがスルスルと外れ、陽華の艶かしい肢体があらわになった。

勢いよく引き剥がされた義勇は、ハッとして寝惚けていた目を見開いた。そして、驚いた顔で辺りを見回し、目の前のあられもない姿の陽華を見下ろして、こう言った。

「…なんで、俺はお前を押し倒しているんだ？」

陽華はびっくりした顔で義勇を見た。

「…そんなこと、私が聞きたいよ。」