第16章 ※初恋

呼吸が落ち着くのを待っていた義勇は、陽華の耳元に囁いた。

「まだ終わってない。」

「え？」

「俺のがまた復活した。」

「え！？ちょっと待って、もう無理…！」

義勇は陽華の腕を掴んで、自分に股がらせた。秘部に自身を宛がうと、陽華の肩を掴んでゆっくり、しゃがませた。陽華の内部はジュブっと卑猥な音を立てながら、義勇自身を容易く飲み込んだ。

根元まで入ったのを確認すると、義勇は陽華を抱き締めた格好で、下から突き上げるように、腰を動かし始めた。陽華が感じるところを重点的に激しく擦ると、陽華の呼吸がまた激しくなったきた。

「義勇、そこ擦っちゃ…やぁ！…わざとやってるでしょ！」

「わざとじゃない…俺が気持ちいいからしてる。」

しれっと答えると、より一層激しく腰を突き上げた。その激しさに耐えきれず、陽華が義勇にしがみつく。

それと同時に、陽華の内部が、ぎゅっと義勇を締め付けた。

「く…、お前…そんなに締め付けるな、…これ以上は…出る。」

義勇の顔が、苦痛と快楽で歪む。

「はぁ…はぁ…、義勇…また私…もう…、」

「イきそう…か？…俺もだ。」

その言葉に陽華は義勇に強くしがみつくと、身体をブルッと震わせた。内部が激しく痙攣し、陽華の秘部から溢れ出た体液が、義勇の太腿に伝い流れた。

そのまま、クタっと力なく倒れ込む陽華を確認すると、義勇はゆっくりと自身を引き抜いた。そして、いつものように最後は自分で数度扱くと、欲望を洞窟内の床に吐き出した。