第16章 ※初恋
「だから、吐き出せと言ったろ。」
「だって、お嫁さん達が飲むのが礼儀だって…」
「すぐにあの人達の言うことを鵜呑みにするな。俺達とは経験が違うんだ。…俺達は俺達のやり方で、ゆっくりやっていけばいいだろ。ほらっ、」
義勇はそう言うと、水の入った竹筒を陽華に手渡した。受け取った陽華は、中の水をゴクリと飲んだ。
「別に義勇のだから、嫌じゃなかったもん。」
その言葉に義勇は少し顔を赤くしながら、陽華に手をのばし、こう言った。
「じゃ俺も、礼を返してやる。ほら、立て。」
立ち上がり、怪訝な顔をする陽華を引き寄せ、その片足を突然掴むと、持ち上げて自分の肩に背負った。
「きゃっ、ちょっとっ!」
小さく悲鳴を上げる陽華を無視して、担いだ方の手を腰に当て、空いた方の手でもう一つの足を支えるように抱え込む。
そして、目の前に来た陽華の秘部に、舌を這わせ始めた。
「やぁ…、こんな…格好で…、」
義勇は蜜を絡め取るように、入り口を入念舐め上げると、上の方にあるぷっくりと腫れた赤い実を、舌で刺激しはじめた。
「義勇、そこはダメ…、今…そんな…されたら…すぐにイッちゃう…、」
陽華は身体を折り曲げ、義勇の頭にしがみついた。義勇は構わずに舐め続ける。
秘芽をチロチロと舌先で刺激しながら、腰に回した手に力を込めた。
顔を押し付けるように咥え込み、その実にちゅくちゅくと音を立てて、何度も吸い付く。
「ぁん…それ、きもち…いぃ。んぅ…っ、んっ!あぁんっ!」
ひときわ大きく啼くと、陽華は身体を小刻みに震わせた。義勇の前に崩れ落ちると、激しく息を吐き出した。