第2章 雄英高校 入学
歌唄はその言葉に目を見開く。
『あー、……………聞こえてました??』
先程の爆豪の個性を見たときの小さな呟き。
攻撃に有利な派手で強そうな個性。
相「当たり前だろ。……ハンデありとはいえ、1位じゃなかったら即刻ベストジーニストに連絡してやる。」
ニヤッと笑う相澤先生。
『え、ちょっと待ってください!!
それだけは…!!』
相「勝てばいいんだよ。プロの力を見せてやれ。」
ブラブラと手を振りながら離れていく相澤先生。
そんな相澤先生をゔーっと、睨みつける歌唄の近くにクラスの女子たちが集まってきた。
麗「胡桃さん!!なんかごめんね!!
私が余計なこと言ったばかりに…。」
『麗日さん…だったよね??
大丈夫だから気にしないで。』
手をあわせて謝ってくる麗日に気を取り直して笑顔をみせる歌唄。
麗「え、なんでうちの名前…。」
まだ自己紹介してないのに!!と、驚く麗日。
『入学が決まったときにね、名簿を見させてもらったの。男子はまだだけど、女子はみんな覚えてるよ。麗日お茶子さん。』
ニコッ、と微笑む歌唄に芦戸が興奮して近づいてきた。