第2章 雄英高校 入学
相「あぁ。こいつは史上最年少のヒーローだな。」
切「すげぇ…。」
上「しかもディーヴァっていったらこの間の…。」
純粋に目を輝かせる者。
明らかな敵対心を向けてくる者。
じっ、と観察してくる者。
色々な視線に心の中で小さくため息をつく歌唄。
相「知っているやつもいるだろうが、こいつはヒーローとして活動するとき仮面をつけている。つまり、正体を完全に隠しているということだ。」
緑「正体を…。」
相「こいつはこれまで多くの大人たちが監視してきたから事件にも一切巻き込まれてない。」
緑(確かに、ヒーローを志す人たちは学生の頃から何らかの逸話を残していて本名が知られていることも多い…。世間からしてみれば突然現れたNEWヒーロー…。)
相澤先生の説明に顎に手を当て、考え込む緑谷。
相「確かにこいつはもうヒーローとして生きていけるから学校なんざ行かなくていいんだが、こいつがうちに通うのは、流石に最終学歴が中卒っていうのが哀れだったからだ。」
『イレイザーさん…。』
ズバッと言う相澤先生の言葉に思わずため息を漏らす歌唄。
相「ここじゃ俺は教師。お前は生徒だ。
相澤先生と呼べよ。胡桃。」