• テキストサイズ

メメント・モリ

第5章 水の音


彼女はその問いかけに答えない。

だめだよ。

僕には必ず反応してくれないと・・・



君の・・・

君の声がもっと聞きたいんだ。



「聞いてるんだけどな、答えて。」


少し声のトーンを抑えて聞きながら、反対に刺激は強くしてあげる。

息も絶え絶えのくせに、きっと彼女は答えるだろう。

「っはぁ・・ううぅん・・・・好きっ!・・あぁっ」


くすくすと僕は笑う。


「やっぱり、早瀬さんはいい子だよ。」


そして彼女にまたキスをする。

/ 140ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp