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メメント・モリ

第1章 翼の生えた男と私の願い



「私はなぜ生まれてきたの?」




ふいに、口をついて出た言葉に、




俯いて男は黙る。




信じていたその理由は幻想だったと・・・



初めから分かっていたはずだったのに。



・・・急激に悲しみと諦めで冷たくなっていく心。











そして、次の時に掴まれたその手は冷たく・・・・・





「・・一緒にいこう。」



そう囁く声が・・・耳元で聞こえた。
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