第7章 【第5章】正義のハッカーになろう!!…と思ったのに
そしてチユが去った後。
「…チユ先輩、ホントに大丈夫かな」
「ん〜、大丈夫じゃないか?だってチユ先輩、スゲー強えーじゃん!!」
_もしかしたら、風紀委員長をぶっ飛ばして来てくれるかも!!
_それはやり過ぎでしょ!!
と騒ぐ1年生たち。やはり彼はどこまでも通常運転だ。
「…さあ、チユが風紀委員の目を奪ってくれている今がチャンスだ。今のうちに学園のサーバーをハッキングし、奴の正体を掴んでやる」
「チャッチャッと終わらせて、サッサっと迎えに行きましょ」
「いざとなれば、やり合うまでだ」
一同は新たな決意を胸にハッカー研究会へ向かうのであった。