第5章 【第4章】ついに明かされる先輩の秘密!!
「ねえ、チユ先輩!足もドラゴンみたいになってんの!?見せて見せて!!」
『あ、足はちょっと恥ずかしいかな…』
「ジンペイ君、セクハラ発言しない!!」
「ランチャーぶっかますわよ!!」
あまりにもオープンスケベなジンペイに困惑するチユと彼を諌めるマタロウとフブキ。
「ちぇ〜。じゃああれは?夜にチユ先輩を追いかけてる"赤い影"!」
「俺たちは元々それに用があってきたんだ」
『"赤い影"…あ、もしかして"ルーくん"のこと?』
「「…"ルーくん"???」」
聞いたことの無い愛称に首を傾げる一同。それに気に求めず、チユはしゃがんで自分の影に話しかける。
『ルーくん、ルーくん、起きて。紹介したい友達がいるの』
…ゴポッ
「……ルーのこと、呼んだ?」