第1章 １本目は処女喪失とともに／胎

ぐちっぐちっぐちっ

「あっあっあっ」

やめてと泣いても、触手は突き上げるのをやめてくれない。
むしろ突き上げられるその深さはどんどん深くなっていき、膣という膣内はみっちりと一本の太い触手によって埋められた。

オスとメスの凹凸がぴったり合わさり、小桃は、足りないものを補い安心した女の本能に恐怖した。

ずっずっ、ずちっ、ずちち……！

「ああ、ああ、ああ」

小桃の膣襞が触手を締めつけ、離すまいと搾り取る。
離してやるものか、この女は触手の子種を今からたっぷり注がれ、孕むために下にいるのだから。

まさかうぶな処女が迷い込んでくるとは思わなかったが、母体としてはこれ以上ない。
触手に突き上げられて身体を揺さぶられて、切れ切れに甘く喘ぐ小桃は恍惚と快楽に泣いている。

ぐちゅうぅぅっ……

「ひっぁ……！やだ、ふかい、ふかいの、そんなのだめえぇぇぇっ！」

子宮の入り口に、性器と化した触手の出口をぴたりとくっつけると、揺さぶるのをやめてもっこりと膨張させる。
怒張させて膣をいっぱいに埋めてしまうと、勢いよく触手は射精した。

ぶちゅううっ……！ぐちっぐちっ

「ぁぁあああっ！いぃやああぁぁぁっ！
でてるっ、なにかでてるよぉぉっ！」

処女に吐精し卵を産みつけるのは初めての試みだったが、うまくいくようなら様々な種で試せばいいだけのこと。
この女の腹の中で育てさせてもいいし、卵を温めさせてやっても良さそうだ。
人間は体温が高いから、繁殖力も効率も抜群だろう。

小桃を思う存分に蹂躙し、強姦したあとは孕むのを待つだけ。
せっかく注いだ種子が漏れてもしかたないし、栓をしておこう。
気絶した小桃の膣内に青臭い液を噴射し、湿った触手をねじ込み、着床を待った。