第2章 2本目は未知の穴ぐら/卵
「きゃああぁぁぁ!」
湖から上がって上陸したばかりの触手は冷たく湿り、先ほどまでの情熱的なまぐわいで熱っぽかった小桃の身体を一気に濡らした。
処女の膜をちぎられ、しかも出産までこなした小桃の身体はもはやだるく、抵抗する力も弱々しい。
触手にとって、繁殖しやすくするために相手を弱らせ、その隙に射精を行うのが常なのだが……
抵抗する気がないのなら儲けたものだ。
女体が絶頂直後にアクメに囚われ、しばらくぼぅっとしている理由も、妊娠しやすくするためである。
さて小桃の子宮で卵を作ろうか、それとも後孔に無精卵を放ってしまおうか。
触手はちくわのような筒状の触腕を伸ばすと、まずはその膣からなぶり始めた。
「あ"ぁっ……ッ!や、それや、だ、っ!あな開いてて、すぅすぅするっ……!」
この緩くない締まりぐあいがたまらない。
さっきまで処女だったのも納得だ。
ということは、すでにこの女、小桃の膣は開発されているのか……
「ひぃあ、あああ、んぁ…ぁあっ!」
小桃がのけぞった。
触腕が小桃の白くて薄い腹に巻きつくと、そのお尻の穴をちろちろとくすぐる。
排泄にしか使ったことのないそこをなでられると、言いようのないぞわぞわとした圧迫感に襲われた。