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【R18】触手は卵生なのか?胎生なのか?

第2章 2本目は未知の穴ぐら/卵





触手だらけの異世界に来て初日、私は一体の触手と交わってしまった。
今まで健全なお付き合いをし続け、19年間守ってきた処女は呆気なく散らされて、しかも繁殖までしてしまった……。

小桃の膣は、1回の性交ですでに触手がなじむようになってしまい、もし人間界に戻れたとしても人の子を孕むことは出来なくなっている。

その事実は、恋人として愛し合った男性との子を産むというのを不可能にされて、小桃の居場所はもはやこの世界にしかないことを示している。

行きずりの触手と『交配』した小桃は、破かれた服の代わりを調達できず、局部と両胸を隠しながら全裸で歩いていた。

これからどうしたら良いんだろう……
誰か人がいれば、と思っている小桃だが、この触手世界は触手しか存在していない。

一度触手の『母』となった小桃の膣は、また同じことをされた際、確実に孕みやすくなっている。
しかし先ほどの出産は胎生の触手だったため、産卵するタイプの触手相手ならば、後ろの孔を開発しなければならないのだ。

胎生、つまりは小桃の子宮で受精卵が急激に細胞分裂をして出産する方法は、着床から出産までの期間が5分と短いことに利点がある。

卵生という、小桃の子宮内の卵子に、触手が直接精液をかけて子作りする方法だと作られる卵は3つほど。
しかし温めて孵化させるのに30分はかかってしまい、低コストだが胎生ほどスピーディーにできないのだ。

となれば、触手自ら作った無精卵を小桃の後孔に産みつけ、温めさせる……これならばどうだろうか。
子宮で小桃自身の卵子と結びつき卵を作るのもいいが、完全に触手のみのDNAを小桃に産まさせれば。


そんな画策を思いつき、陸に上がった新たなる触手は全裸の小桃に襲いかかった。



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