Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】
第7章 選択
壁外調査当日。
ステラは、やっとリヴァイと話すことが出来た。
といっても、隊列を組んだ後、出発前の少しの時間だけだったが。
「ごめんなさい、もっとたくさん話したかった。隊列でもあなた達のそばに居たかったのに…」
「いや、いい……今話せただけ……俺らのことは気にするな。ステラこそ無事でいろ」
ステラと馬に乗ったリヴァイはお互いの頬に手を当てて、おでこを突合せてお互いの無事を祈った。
「ステラ、無事でいろよ!」 「あぁ!俺らも頑張るからな!」
「うん、2人も無事でいてね」
3人と会話した後、ステラはエルヴィンの後方に着いた。
「ステラ」
エルヴィンがステラに呼びかけた。
「君にとっても初めての壁外調査だ。生き残ることを優先しろ」
「…了解」
「開門!進め!」
団長の声が響きわたり、門が開けられた。
兵団は前進した。悔いなき選択のために……