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Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第7章 選択


ある日は訓練兵に群がられているステラを見かけたが、ステラは凛々しく訓練兵の指導をしていた。加えて、以前見かけた少年があたかも監視役かのように周りを観ていた為苛立った。

あの輪の中に無理やり入っていってステラの腕を掴んでそのまま連れ去りたかったが、ファーランとイザベルに流石に止められた。


またある日は、廊下でステラを見かけたが、ここに来た初日にステラと話していたメガネと共に話し込んでいた。


またほかの日は廊下の(なにかと廊下で会うことが多い)向こうから来るステラと会った。

ぱあっと顔を輝かせてこちらに向かってこようとしたが、その肩をエルヴィン・スミスが掴み、話があると連れ出してしまった。

申し訳そうな顔をしながらエルヴィン・スミスの後を着いていくステラを見るのは辛かった。


初日に泣きじゃくりながら俺の腕の中にいたステラを、離さずにいれば良かったと拗れた考えをするようになるくらい、ステラとは話していなかった。

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