Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】
第27章 帰還
「さて、ステラ…彼等を交えてで構わないんだね?」
「ええ。ローゼに出る前にエルヴィンから言われていた。エレン奪還後の会議には104期調査兵__エレン、ミカサ、アルミン、コニー、ジャン、サシャ、クリスタを迎えろと」
「え?!」
「緊急だ……今だけ大人しく参加してろ」
状況報告を各々し始めた。
まず、ハンジさん率いる先遣隊。
そこで知らされたのは、クリスタ・レンズは本来はヒストリア・レイスという名で、壁の秘密を知る一族の末裔だという事。ニック司祭は自分は話せないが、彼女なら話す権利があると言っていたらしい。
そしてウトガルド城跡から鎧や超大型と対峙した時の事。
更に、この後ハンジさんはコニーと今回巨人の発生に関わっているラガコ村に行くと言った。
私はエルヴィンと共に行動した事を簡潔に話した。
壁外での事を話すと、私の怪我の事を隠したのにハンジさんとヴァ二が話しなさいと圧をかけてきたためそれを含めて話した。
リヴァイがずっと私の髪をいじっていた為、104期の子達の視線に耐えながらだったが。
「……エルヴィンが目覚めたら赴くつもりだよ…それまでにラガコ村へ行く。コニー、良いかい?」
「……はい」
唇を噛み締めてコニーは頷いた。
「……それから、俺の新しい班はお前ら104期だ」
「「えっ!?」」
「詳細は後でだ……今は他にやることがある。それまでお前らは固まってろ」