Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】
第24章 決意
ハンジさん率いる調査兵団は鎧、超大型と交戦。
彼等がその戦いに加わった時には既に決着がついていたという。
超大型の正体はベルトルト・フーバー、鎧の正体はライナー・ブラウンだと……。
2人ともアニの同郷だとアニから聞いていた。
104期……何なんだ一体……
巨人化した彼等に調査兵団は敗北し、エレンとユミルが(彼女も巨人化の能力を所持していたらしい)彼等に連れ去られたという。
最終目的が掴めないが、彼等は2人を連れてローゼ外に。
リフトが無い為にローゼの外に馬を下ろすことが出来ていない、また交戦後存命の兵士は今、壁上(トロスト区とクロルバ区の中間地点らしい)で待機中という現状だ。
エレンの後を追えていない……リフト待ちか…小規模だとしても索敵をつくらなければ追えない。時間は止まることを知らないようだ……ならば、馬で壁の上を駆けるべきだ、早急に………
「尚……重傷者は多数…先遣隊を率いた調査兵団分隊長ハンジ・ゾエは意識不明です。それから……南区での104期を監視していたミケ、リーネ、ヘニング、ゲルガー、ナナバは死亡が確認されています」
______え?
今、何を聞いた?
ミケさんが……ナナバさんが……死んだ?
もう、あの大きな手で頭を撫でられる事も無いし、匂いを嗅がれる事も無い。肩を組んでリヴァイとの状況を明るく聞かれる事も、飲めないお酒を勧められる事も無い。