Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】
第20章 ✵誤解
(……やべえな…やりすぎた…)
拭いきれていない顔や胸についたのと、腹の上に掛けた大量の白濁したもの……
紅潮した頬で、はあっ、と色っぽい声を上げて息を荒らげるステラを見て、また欲が膨らみそうになる。
俺にエロくされたって?もう好きにしてくれって?
可愛いすぎだろ………
「………ステラ」
「…うん?」
「キス」
「ん……」
きっと余程疲れていたのだろう、目がとろんとしている。キスしながら頭を撫でてやると、ふふ、と笑ったこいつが愛おしくて思わず笑みがこぼれてしまう。
「……可愛いやつだな」
「ん………リヴァイ、」
「ん?」
「あなたが好きよ、大好きよ……」
そう言うと、ステラはこてんと寝てしまった。
……今、ステラが目を閉じていて良かった。きっと見せれない程に顔に熱が集まっている。
「ああ、俺も好きだ。…愛してる……」
俺はステラの額にキスをしてまた頭を撫でた。
寝ているステラを起こさないように、そっと風呂に入れ、寝かせた。
隣で寝息をたてるこいつを見ながら、顔にかかる銀髪をとく。
……街で何をしてきたかということと、…エルヴィンの部屋で寝た時のことを聞こうと思っていたが……
ステラの可愛らしい寝顔を見ていると、そんなことは聞かなくてもいいと思い始めていた。
月が輝く中、俺は静かに目を閉じた。