Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】
第20章 ✵誤解
こいつの顔を見ねぇとイけねえのは事実だ。
1人でやろうとしても、顔も声も姿も全てはっきりと思い出すことが出来るのに、実際に触れないと物足りない。いや、もの凄く足りない。
他の女なんて真っ平ごめんだ。考えたくも無い。
それを知ったステラは真っ赤になってまた目を逸らしやがるから、俺がたった今出して掛けたものを指で掬いとり、ステラの口に持っていった。
拭くつもりだったのにな、と苦笑しながらも、ステラはこちらに顔を向け、その指をぺろぺろと舐め始めた。
「………っお前は、煽るのが得意らしいな……」
「んむ、ぅ……ぅん?」
舐めとっていただけでは足りなかったのか、(そう思うとまた欲が膨らむが)俺の指をしゃぶって目を細めるステラを見ながら、片方の手は下へと這わせた。
つぅ、となぞっただけでびくんっ、と腰が震えた。
「ひいっ、ぁっ!」
「……どろっどろじゃねえか……」
にやりと口角が上がるのを止めることが出来ないまま、指を上下の口どちらにも入れて動かした。
「んむっ、んぅうっ!ぁう、んぁぁああ!」
「かわいーなおい……俺の指で気持ちよくなっちまって……」