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Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第17章 嫉妬


「ステラさん、行ってきてください」

ヘーゼルが言った。

「資料は俺らが引き受けます……指導も。癪ですが……ヴァニーユも連れて行ってください」

ノワールも続けて言った。

「そうですよステラさん、こちらは任せてください。そろそろ貴女にも休んで欲しいですし……癪ですがヴァニーユも休んだ方がいいかと。あの人自分が疲れているし貴女に休んで欲しいしで日を追うごとに歩く爆弾みたいになってますから」

「2人とも……ヴァ二が休むことは癪なのね……」

「論点はそこじゃないだろうステラ!」

「癪ですよ……貴女に最初に認められた人なんて……」

ヘーゼルが言うとうんうん、と隣でノワールが頷いた。

「まあでもとにかく、少し休憩してください。不本意ですが…ヴァニーユが爆発するのも嫌なので」

「……私が心配しているのは君達に負担をかけすぎになる事なのだけれど」

「いいえステラさん、俺達の事は気にしないでください」

「ええ……僕達貴女のおかげでここにいるんです。……そのちょっとした恩返しとでも思ってください」

「……分かった、無理はしないように」

2人の好意を折ることなど到底できずに、私はハンジさんと共にヴァ二を連れて旧調査兵団本部に向かうことにした。

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