• テキストサイズ

Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第16章 ✵欲望


待て………こいつ、もしかして今裸で湯の中に入ってること忘れてないか…?

さっきから胸があたっているし、首筋にステラの吐息がかかる。__それに、少し動けば‘入って’しまう。
そう考えていると、もぞもぞとステラが動いてんっ、と息を漏らした。

「ステラ、」

「…?や、まってリヴァイ、だめ…さっきしないって…!」

「…さっきは‘今’しないって言ったんだ……」

ぐり、と欲をステラに押し付けると、びくんっと震えたステラは俺の目を見た。

深く吸い込まれそうなこいつの青い目を見ると、父様譲りなの、と誇らしげに言っていたことを思い出す。

その目が俺の目と合うと、ステラは観念したように声を発した。

「……1回だけなら……」

「……」

「リヴァイ!」

「ああ、と言いたいとこだが保証できねえ……」

「もう……だめです、」

「……敬語ってのもなかなかいいかもしれねぇな…」

「…兵士長」

「それはだめだ」

「ふふ、…兵士長さん、……1回だけですよ、」

「…っ…くそかわいい、」


こてん、と首を傾げて言うステラに名前で呼べ、と言うのも忘れて目の前の唇に貪りついた。

これはのぼせるかもな__いや、もうとっくにこいつにのぼせてるか__

そう考えながら、俺はステラに満たされていった。

/ 369ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp