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Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第15章 視野


「気になった子はいたか?」

壁外調査へ向かう準備をしている時、エルヴィンに問われた。

「ええ、いた……んむっぅ……」

リヴァイと私は長く門のところで絡まっていたが、ハンジとミケに見つけられて剥がされてしまった。

壁外調査後に思う存分やりなさい、とエルヴィンまでにも言われた。

だがリヴァイは私の手を握ったまま離さず、私がエルヴィンと話している間もキスで唇を塞いだ。


「ステラ〜、リヴァイの愛は重いね?私のところに来るかい?」

「やらねえ、これは俺のもんだ」

「……ハンジさん、私も結構重いみたい」

「くっそ……そういうこと言うなステラ…今すぐ襲うぞ…」

ハンジさんは軽快に笑って私の言ったことに照れるリヴァイをからかった。
ハンジさんがリヴァイを捕まえている間、ミケさんが話しかけてきた。


「足は無事か?ステラ」

「うん、もう全然大丈夫だよミケさん」

「それならいいんだ。……ところでステラ」

「何です?」

「壁外調査から帰ってきたらだ…リヴァイにな、…………。」

私は自分でも赤面するのが分かった。

「そ、んなこと、したら…はしたないって思われたら…」

「大丈夫だ、あいつなら喜ぶ。偶には自分の欲望に素直になればいい、ステラ。君の足の治療と一緒に君が欲望に素直になるように仕向けたはずだぞ、エルヴィンは」


そこまで考えていたのか、エルヴィンは……

「分かった、やってみるよミケさ………んっ?!」

急に腕を引かれてリヴァイの腕の中に収まった。

「おいミケ、こいつはやらねえ」

「すまないね、リヴァイ。ちょっとした‘アドバイス’をしただけさ」

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