Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】
第14章 指導
「ミカサにも聞いたんだけど、」
アルミンが話し続けた。
「何故か普通に逃げてたらアニとばったり会ってしまって、しかもそれが急に会ったものだから驚いて少し動きが鈍った所を2人同時に捕まえられたそうだ。
…もし、ステラさんが2人のルートを絞って鉢合わせるために捕まえてたとしたら…」
「おいおい、コニー、お前の考え本当じゃねえか」
「何だ、何か考えたのか」
ライナーが興味深げにジャンに聞いた。
「ああ、ライナー……重大だぞ、多分あの人には目が100個ある」
「………」
「やめろベルトルト!そんな目で見るな!」
「期待した俺が馬鹿だったよコニー」
「ライナーてめえもか!」
「訓練兵全員相手にほんとにすごいよなあ、」
「マルコ、お前はそんな人に欲しがられてんだからな」
「じ、ジャンだって褒められてただろ!」
エレンはそんな人の元につきたいと考えながら、今ミカサたちが何を教わっているのか、明日問い詰めなくてはと考えていた。
食事の後、ステラさんは女子だけを連れて少し話があるの、と言っていた。
ミカサは姉のような存在のステラさんによく懐いていて、あのアニでさえ一目置く存在になっていた。