Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】
第13章 任務
「…やっぱり明日連れて行って貰えないの」
「ああ…お前と離れるのは辛いがその怪我を悪化させるようなことはしたくねえ。エルヴィンもそう思ってるはずだ」
「同じことを言われた…無理するな、って。あ……あのねリヴァイ」
「なんだ、」
「2週間くらい部屋に籠ってろっても言われた。資料山積みなの」
「……あ?」
「そのあと10日くらい今の訓練兵のとこに行ってリハビリして来いって「何だと?」
「おい、それエルヴィンから言われたのか」
「うん、どうして?」
「あの野郎……!」
リヴァイが、わなわなと言った。
「……?ま、まって。まさか…
明日から次の壁外調査までリヴァイと会えない…?」
沈黙。__そして、
「待て。そんなことしてみろ、どうなると思ってんだおい……」
リヴァイは珍しく慌てふためきながらステラの肩を掴んでゆすった。
「あのクソ野郎に話してくる」
「ま、待って!リヴァイ」
急いで立ち上がったリヴァイの服の裾を掴んだ。
「エルヴィンは考えを変えない……だから、リヴァイ」
リヴァイは苦しそうにステラを見ながらゆっくりと向き直り、ステラと同じ目線になった。
「今は一緒にいて」
「くそっ…」