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Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第13章 任務


ステラは前回の壁外調査で左足を骨折していた。

完治までどのくらいかかるか分からない、最短で3週間だろうと言われてから1週間が経過した。

こんな怪我大丈夫だ、と説得するステラだったが、エルヴィンは次の壁外調査に連れていく気はなかった。


「私達が明日の壁外調査へ行っている間、君はここにいるんだ。
先の2週間、君にはこの資料の処理をさせる。私達が戻ってきて動いていても、だ。君は極力足を使うことをするべきでない」

「エルヴィン、」

「俺の考えは変わらないよ、ステラ」

「……分かった。従おう」

「10日ほどの視察で体を慣らすといい……無理だけはするな。その後の壁外調査には君に着いてきてもらう」

「ええ、そのつもりよ。2回も貴方達を黙って見送るなんてことしたくない」

「明日の壁外調査は大規模なものでは無い。
前回確認しきれなかったことをもう一度確認してくるだけだ。先へと進むのはその次だよ」


エルヴィンはぽん、と頭を撫でてからステラを部屋に送った。

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