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Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第11章 ✵やっと︎︎


まあ、照れない方がおかしいだろう。


ステラからキスしてくることはごく稀だ。
それも頬や顎で、口にはなかなかしてこない。
ステラの方からしてきた時は顔が真っ赤になることは無いが耳が真っ赤になる。

1度その耳にかじりついたら「んぁっ!」と声を上げてにらまれた。その日一日俺を見る度に耳を隠すステラがクソ可愛かった。


不意打ちで口にキスしてきた今のステラは、してやったり顔でどうだ、と言わんばかりに俺の目を見てくる。周囲に美人、と名の通るステラだが、俺の前ではかわいくなることににやけそうになりながら、小さい口を塞ぐ。


そして可愛いと思うと同時に、____このまま滅茶苦茶にしてやりたい、という思いも生まれてくる。



未だキスだけで止まっている。実際は2年以上だ。いくら1人で処理したとしても、ステラが隣にいるだけで目眩を起こしそうになるくらいには我慢している。
1度優しく押し倒したことはあったが、少し体が強ばっていたからその日はもう寝よう、と誤魔化してしまった。


辛い思いはさせたくない。だが自分の欲を押さえつけるのにも限界が来ている。
……今日は少し長くキスをしてみることにしよう。

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