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Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第9章 ✵事件︎︎


朝目覚めると隣にステラがいた。
こんなにぐっすり寝たのはいつぶりだろうか。


頬にかかる銀髪を手でとかしながら、しばらく見つめていた。まずい。このままでは襲ってしまう…

いや、いいじゃないか。2年も待って、挙句昨日は熱をあげたまま無理やり眠りについたんだ。

そう思うともう止まらなかった。寝ているステラの唇に自身の唇を押し当てて、首から鎖骨まで手を這わせる。

「……んっ…」

「起きたか」

「………リヴァイ…?」

「あぁ。悪いがもう我慢ならねえ。大人しく襲われろ」

「ん…?なに、んっ…あっ、こら、」

手を這わせた首と鎖骨にキスを落としていく。寝惚けながら声を出すステラが愛おしい。首と鎖骨にキスしただけでこんなにも甘い声が出るのなら、この先続けたらどうなってしまうのだろうか。

「まって、シャワーだけ浴びるから、ね、リヴァイ、…っこら、んっ…んんっ…」

この行為自体は拒否しないんだな、といい方向に捉えて胸の上にもキスを落とす。まだ服の上だが、もともとステラの寝巻きは体のラインがはっきり分かる薄手の生地だ。もどかしい状態が続くのだろう……早いとこ服を脱がせよう、そう考えた時ドアがノックされる音が響いた。

「ステラ!今日は随分寝てるね!君の訓練待ってる子達が10人はいるよ!」

「…?!ちっ…」

「え、ハンジさん?…くんれん?」

まだ寝起きのステラはぽやぽやとしたままハンジの言ったことを復唱した。

「入るよステラ~」

「…え、え?!」

「クソ、こっち来いステラ」

容赦なく入ってくるハンジから守るようにステラを抱き寄せ、布団でくるんだ。

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