Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】
第8章 壊して
自身を尊敬している人がいる。その事実を自分で言うことに恥じているステラの可愛さと言ったら__くそかわいい。
「…にしてもお前は褒められ慣れてねぇんだな、顔真っ赤だぞ」
「っ…、う、うるさい、赤くない」
「赤い」
「赤くない」
「赤い」
「赤くない」
「愛してる」
「愛して………いじわる…」
「くくっ……悪い」
わしゃわしゃとステラの頭を撫でる。
暫くそうした後、ステラは俺の手に頭を押し付けてすりすりとし始めた。甘えている時の仕草だ。
「言っとくが、俺は約束は守る。お前が壊れるくらい愛するからな」
「私だって約束は守る。私の事しっかり壊して…?」
月が2人を照らす中、もう一度唇を重ねた。
俺はふと思った。2年も待ったんだ、ようやく手に入れた俺のもの。もうこれは襲っていいだろう…?
ステラの唇を舌でつつくと、びくっと肩を震わせたステラは少しずつ唇を開けた。
その瞬間を逃さずに、俺はステラの口内を舌で掻き回す。甘い。こいつは唾液でさえも甘いのか…そんな変態じみたことを考えながら夢中でステラを貪った。