第14章 戦地へ赴く
「明日、イシュヴァールに行く事になった。」
「………私もだよ。」
「……。」
「私とおまえは最前線だそうだ。」
「攻撃力か…。」
「焔と水。攻撃力が高いからな。」
「。おまえが死ぬ時は、私も一緒だ。」
「なら、当分死なないな。」
2人で交わした誓いの言葉
それはツライ戦争へ行くための約束だった。
生きるかの死ぬかの瀬戸際で
この約束だけが、この世に魂をつなぎとめる鎖になる。
戦地へ赴く
「私はおまえの隣で戦い続ける。これから先もずっとだ。」
「焔のおまえと水の私は、切っても切れない縁だからな。」