第11章 大忙し
「これはなんだ?」
部屋いっぱいの段ボール。
その中には色とりどりの箱と、艶やかな花束。
「各地・各方面から届いた、中佐へのバースデープレゼントの山です。」
ドタバタバタバタバ!!!
「この足音は…?」
「中佐にプレゼントを渡すための足音です。」
を追いかけてる音か…。
「珍しく、中佐も本気で逃げてます。」
どうやらヒューズの言うとおり、うかうかしてられないらしい。
「そろそろ疲れてきた…っ。」
「中佐ー!!オレの気持ちを受け取ってくださいっ!!」
「自分のを受け取ってください!!」
「休みたい…っ。」
大忙し
「…消し炭になりたいか?」
「げっ!マスタング大佐…っ!!!」
「ずいぶん忙しそうだな?。」
「おかげさまで…。」