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上司と部下30のお題<ロイ・マスタング>

第10章 仕事故の




「あー、くそっ。」


中佐は、女だ。


「てめぇ、いい加減吐きやがれ。」


でも取調室に入ると、男のオレ以上に口が悪くなる。


「手ぇ焼かすんじゃねぇよ!!あぁ?」


ドカッ!!


ついでに言うとガラも悪くなる。
あぁ、取調室の机、新しいのにしなくちゃな…。
セントラルでの噂とは正反対だ。


セントラルでは、取り調べ中も冷静沈着な左官だったと聞く。
ここに来てからだんだん性格が変わってきた…。





と、思ったんだが違ったようだ。





「#NMAE1#は昔からああいう性格だ。口は悪いし態度もでかい。」


どうやら、セントラルでは猫を被っていたようだ。





「中佐…。」
「なんだ?」
「嫁の貰い手いなくなりますよ?」
「この口の悪さでか?」
「まぁ…。」
「しょうがないだろ?女らしかったら、周りにナメられる。特に罪人相手ではな。」




















仕事故の
「まぁ、私はすべてひっくるめて愛しているんだがね。」




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