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信頼の絆【鬼滅の刃】炭治郎

第11章 得手不得手



「伊之助、勇姫ちゃんに胸のこと言っちゃ駄目だろ…」
「そうだぞ、伊之助。」
「あ?なんでだよ。本当の事言っただけだろが。」
「本当のことだから、余計に駄目なんだ。」

炭治郎が地味に酷いことを言う。
勇姫が聞いてたら「大っ嫌い!」とか言われそうだ。


「勇姫は禰豆子と同い年だったんだな…」
「十四であそこまで強くなるのは凄いな。…きっと、今までにいろいろあったんだろうよ。」
しみじみとする炭治郎と善逸。

「明日は、ボコる!」
と息巻く伊之助。



そして部屋で一人、運動後の柔軟をしながら勇姫は「伊之助の馬鹿!猪!」とぷんぷん怒っていた。


胡蝶様もアオイさんもカナヲさんも、皆胸おっきいよね…いいな……
きっと、男の子は皆、胸おっきい子が好きだよね……


自分の胸に目線を向ける勇姫。
ペタンとしている。

解ってることではあるが、ふぅ…と溜め息をつく。

たがその直後、
「…だからって、なんであんな事言われなきゃなんないのよ!何か迷惑かけた?」
とムカムカしてきた。


昔は、身体は軽ければ軽い方がいいと思っていた。
どうせ筋肉は思うように付かなかったんだし、速さの為にしなやかな身体を目指した。
勿論、今もそれは変わらない。


…でも。
今は、色香を漂よわせる女性たちをうらやましいと思った。


炭治郎もきっと、色っぽい人が、好きだよね…


ふと、そう思い、悲しくなる勇姫だった。




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勇姫は貧乳を気にしています。
無理やり集めてBかと思われます。

これからの成長に期待。
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