第1章 幼なじみの音也と
音也の唇が、そう言いながらわたしの唇に
ゆっくりと近づいてきて、優しく触れた。
わたしは目を見開いたまま距離が近すぎる
音也の顔を見ていた。
え?音也何してるの?え?急にっ。。えっ??
わたしの思考回路はストップしていた。
音也はそのままわたしの唇を優しく咥えるように
噛んだり、吸ったりする。
「んっ。。」
あぁ、なんかちょっと気持ちよくて勝手に変な声出る。。
音也はそのままわたしの唇を通過して
舌を入れてきた。
わたしの口の中でわたしの舌を探しだし、
絡めてくる。
くちゅ。。くちゃ。。と水の音がする。
なんかもうなにがどうなってこうなったのか
考えることもできないくらいびっくりしてるし、
なにより気持ちいい。
キスってこんなに気持ちいんだ。
それにキスしてる音也の顔。
ほんとにかっこいい。
これが昔よく泣いたりしてた音也だとは思えない。
「んんっ。。//」
また声が出ちゃう。
音也は1度わたしから離れると
音「やばい。かわいいよあきな。
もう、止められないけど、いいよね?」
わたしが答える間もなく、また激しいキスを落とす音也。
右手でわたしのすでに少し露になっている胸元をなでる。
「んんっっ!!//んあっっ音也っ。。だめ。。」
音「だめ?何言ってるの?あきながこんな格好で
来るのが悪いんだからね。」
意地悪な音也。
でもやめて欲しいとは思わない自分がいる。
えっちなんて今までしたことないし、
少し怖いのに。。何故か音也だとそこまで思わなかった。