第41章 壁外調査と捕獲作戦
「あのさ、今日はもうティアナのところに行かないのかな?と思って。ハーミットがあなたの為に簡易ベッドまで用意しちゃってるよ」
「今は何時だ」
呆れた顔でハンジは「今?21時。ずっと掃除してたのはわかるんだけどさ、食事抜かしてでも掃除必要かな。この部屋」
「お前と一緒にするな、俺からすればよくあんな部屋に居られるもんだ」
「そんなの、どこに何があるかが分かれば大した問題じゃないよ」
ハンジとは衛生に関して一生相容れることはない、と再確認して掃除の正装を緩めてから「埃を落としてからティアナのところに行く」と伝える。
「食事は??」
「一食抜いたくらいで死にゃしない」
「あっそ」
気が抜けた返事をしてから、ハンジはじゃーね。と手を振ってハンジの執務室方面へと向かっていった。
掃除用具も片付け、自分についただろう埃を落とすため、シャワーを浴びる。
掃除ができたことですっきりした気分が更に良くなる。
ゆったりした部屋着に着替えて明日の兵団服を鞄に詰め、部屋に鍵をかけてから病室へと渡り廊下の途中に一人食堂でカップを手にしたハーミットがいた。
医療班の医療室は広さがあり、病人に食事を運ぶから殆ど医療室から出てきて食堂を使っているのを見るのは珍しい。
それを置いてもティアナの主治医だ。声をかけるのは当たり前だと思うし礼儀とも思う。