• テキストサイズ

狐の〇

第2章 おはなし




あわわわ···
「いつのまに森の中?!えっ!?···とりあえず下ろう」

私はその場を歩き出し下り道を探す

そんな時だろうか、



がさがさ

何かが歩く音がする

がささっ!
「ーー!」

その時見えた物は


小さい子供
赤茶の髪の毛に綺麗な顔

その子は私を見る度に


「お前···桜か?」

私の名前を呟いた

「えっ、何で私の名前を?というか君迷子?お母さんとお父さんは?」

「···居ない。俺には秀吉様とおねね様がいればいい」

どくん···


(なんか聞きなれた名前)

「桜、俺はお前に会いたかった。今度こそ···」

ぐいぐい
「あの··君?!··きゃっ··!」

突然桜吹雪が舞い散る。
季節的には桜が似合わない。初夏に近い
/ 15ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp