第2章 おはなし
目を開けるとまた景色が変わっていた
そこは
街が広く見えて
そこに似合わない。
さあぁ···
「桜···?」
「桜、また会おう」
その子はそう言うと桜が盛大にふぶき
「きゃっ··!」
眩しい光が私を包んだ。
ーーーーー····
「戦は嫌いです··だけど貴方が戦うのならば私は待ちます」
「戦いが終わり、泰平の世が来たら俺はお前を迎えに来る」
「はい··三成様」
ーーー····
わああああ!!!
ごおおお···
バキバキ
「うっ··うぅ···」
「···生きて···泰平の世を····」
パタッ
「あああああぁぁぁ!!」
何かが流れ込む。
誰かとだれかの···
物語