第2章 おはなし
ーーーーー·····
さあぁ···。
「····今日も三成は変わらず政務と俺たちと揉めてるが元気だぞ」
小さなお墓に花束を置く。
墓の主は何も言わないが。
「また来る。桜」
さくらの木が優しく···。
ざあああ!!
「うわっ!」
急なさくら吹雪
吹雪が止んだ時にそこに倒れていたのは
「···桜?」
会いたかった人が眠っていた
「······」
ぺち。
「おい、大丈夫か?(似てる、だけど服が全く俺達と違う)」
先程のさくら吹雪と関係があるのか分からないが。
このままにしてはいけないと感じた俺は
娘を抱き上げ屋敷に帰る
大阪城の主
豊臣秀吉様