第4章 急斜面(伊黒小芭内)*
『でも伊黒さんにそう言ってもらえて
安心しました。
ありがとうございます!
今はまだ辛いですが…
流石煉獄さんの継子って言ってもらえるように
頑張ります!!』
「…あぁ。頑張れ。」
『え…今なんて…』
「だから、新しく師範をつけるみたいだよ。
昨日の柱合会議でお館様から
柱の人たちに話があったみたい。
今日にでも決めるみたいよ。」
『嫌だよ、いくらお館様のお話でも
私の師範は煉獄さんだけ…』
「東雲はいるか?」
「…ほら来た。冨岡さん。
頑張ってね!」
『え、ちょっと…』
「ちょっと話がある。来い。」
『…はい。』