第3章 照れかくし(時透無一郎)*
あ〜〜〜とうとうやってしまった…
何やってんのよ、私、、、
柱相手にあんなこと言って…
許されることじゃないよぉおお…
もーーーどうしよーーーー(涙)
「飛鳥さーん、
ちょっとお願いしたいことが…
ってえ?どうしたんですか?」
『しのぶさーーーん、、、』
「…なるほど。そんなことが…」
『あたしっ…どーしたらいいでしょうぅ…』
「私から言わせてもらうと
本当にあなた達は馬鹿ですね!
あなたは鈍感、彼は不器用…
本当に仕方ないです。。」
『うううう……』
「まぁ、きっと彼も言い過ぎたって
反省してると思うので、
しばらく距離を置いたらどうです?
あと…稽古の方は暫く
冨岡さんにお願いしたらどうでしょう?
霞の呼吸は水の呼吸の派生なので
特に問題ないかと。
私の方から話してみるので、
飛鳥さんも冨岡さんに
頼んでみてください。」
『しのぶしゃん…ぐすっ
ありがとうございますーー!!』
「…さて、これであとは
彼女がいつ自分の気持ちに気付いて、
彼がどう動くか…ですね。」