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《鬼滅の刃》たくさんの愛を(短編集)

第1章 この気持ち (時透無一郎) *


「しつこい。」
さくらにはぁと溜息をつかれた。
『分かってるよ…』
「そんなんじゃ本当に嫌われるよ?
 私は飛鳥に幸せになってほしいの。
 毎回フラれてる飛鳥なんて見たくない。」
『さくら、、、』
「…無理にとは言わないけどさ、
 そろそろいいんじゃないの?
 他見てみたら?
 炭治郎くんとか優しくていい子だよ。」
『………』

確かにさくらの言う通り
このまま想い続けて告白しても
成就する可能性は0%に近い…
というか0%だ。
それならとっとと諦めて、
今まで通り訓練に没頭するのが
一番かもしれない。
…炭治郎くんかぁ。
私も稽古重なったとき話すんだけど
凄く妹想いで優しい子なんだよね。
ああいう子と恋仲なれる人は
きっと凄く幸せなんだろうなとは思うけど。
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