第14章 恋愛事情2(時透無一郎)*
「…ねぇ、煽ってる?
そんな顔してたらどんどんいじめたくなっちゃうよ?」
『えっ!あ、あの、ごめんなさいっ…!!』
「まぁ、謝られてももう止めることできないけどね…」
無一郎は服を脱いだ。
細いのに、しっかり鍛えてある身体…あまりにも綺麗で見惚れてしまっていた。
「ちょっと、そんなに見ないでよ。」
『ごめんなさいっ…綺麗で、つい…』
顔を横に向けようとしたときそれを阻止し、無一郎は言った。
「なーんてね。いっぱい見てよ。」
そして無一郎は飛鳥にキスをした。
最初は優しく、徐々に深く荒く、求めるように何度も何度も。
唇を離すころには飛鳥の顔はすっかり蕩けてしまっていた。
「ごめん、飛鳥…
俺そろそろ限界…いいかな…?」
飛鳥はコクンと頷いた。
飛鳥の其処はまだしっかり濡れていた。
無一郎は自身を取り出し避妊具を素早く装着するとゆっくり飛鳥のナカに入れ始めた。
『んっ………!』
「飛鳥、大丈夫だから力抜いて…
俺に任せてくれればいいから…」
そう言って無一郎は再び飛鳥にキスをした。
一瞬飛鳥の力が抜けたためその瞬間一気に挿入した。
『あっ、ん…ふっ……!』
「大丈夫…?」
飛鳥は少し苦しそうだが痛みはない様子。
『ん、大丈夫っ…』
「もう、全部入ったから、ゆっくり動いてくね…」
無一郎は腰をゆっくり動かし始めた。
ぎゅっと無一郎に抱きつく飛鳥。
『私…無一郎くんが大好きっ…
今、凄く幸せ……!』
「っ…!!」
このタイミングで飛鳥からの告白。
「…っ、今言うなんて反則…
もう、抑え効かないからね…!」
『大丈夫だから、きてっ…!』
「ああ、もう、くそっ……!!!」
無一郎は一度腰を引き、思い切り飛鳥に打ちつけた。