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《鬼滅の刃》たくさんの愛を(短編集)

第13章 恋愛事情(時透無一郎)




コンコンコン…
『はーい!』
「あ、東雲さん…ですよね。
 すみません、教えてもらう立場なのに午前中話しすらまともに出来なくて…」
『いいよいいよ、それより大変だったね。
 もう大丈夫?』
「僕は大丈夫です。
 新人なので我慢してましたがああいうよってたかったくる女って大嫌いなので。」
『…随分辛口ね〜…』
「あ、すみません!
 でも東雲さんのことは冨岡さんや胡蝶さんからよく聞いているので!
 とても信頼できる方だと…」
『あれ、2人と知り合い?』
「あ、はい、前から知り合いでして。」
『そうなんだ!
 …あの、早速で申し訳ないんだけど名前教えてもらえる?』
「え?」
『ごめん、教育係なのに!
 でも朝の朝礼のとき全然君の話し聞いてなくて…』
「…あはははは!」
『え?え?私可笑しいこと言ったかな?』
飛鳥は急に笑い出す無一郎に焦る。

「いえいえ、すみません…
 話し聞いていた通りの方だなぁって思って…
 仕事に関しては真面目なのに、なんか鈍感というか抜けてるというか…
 あ、失礼なこと言ってすみません。
 安心しました!
 改めまして…時透無一郎です。
 よろしくお願いします。」
これが飛鳥と無一郎の出逢いだったー…

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