第1章 この気持ち (時透無一郎) *
『ふあああああ…んっ』
「飛鳥…優しくするから…
動いてもいい…?」
『はい…私の中を…
霞柱様でいっ…ぱいにしてください…』
「…っ僕あんまり余裕ないから…
煽らないでくれる?
優しくできなくなる…」
『大丈夫です…
私、本当に幸せなんです…
だから…たくさん愛してください…』
「…くっ、…もうっ…知らないからね…」
ぐちゅんっぐじゅっ
『ひぁっ…そん…な…いきなり奥にっ…』
ぐぢゅぐちゅぐちゅぬちっぐぢゅ
『あんあんあんあんっ…ああああんっ…』
「…飛鳥が悪いんだよ、
煽らないでって言ってるのに…」
ぐじゅぐじゅぐじゅじゅぼっぐじゅぐちゅ…
『あんっあぁああんっやああぁぁぁんっ…!』
「…そんな声聞いたら、
優しくできるわけっ…ないでしょ…」
無一郎の腰は止まることなく
ズンズンズンと飛鳥の奥を
行ったり来たりしている。
『んぁ…か…かす…み柱……さまァ…
きもち…ぃです…ッ…!、』
「…無一郎。無一郎って呼んでよッ…」
眉毛を八の字にさせ余裕のない表情の無一郎。
綺麗な長い髪を1つにまとめた彼は
本当に色っぽい。
飛鳥はごくっと息を飲んだ。
『むっ…無一郎っ…あッ…』