第10章 赤いキク(時透無一郎)*
「はっ……何…痛がるかと思ったら果てちゃったの?
どれだけ淫乱なんだよ。
もしかして実は初めてじゃないとか?」
普段と全然違う口調で飛鳥に聞く無一郎。
涙を流しながら手で顔を隠し首を横に振る飛鳥。
『っごめ…!違っ……あっああ…』
飛鳥の言葉を遮り再び腰振りを再開する。
「…ま、いいや。
初めてじゃないならナカ傷つけなくて済むし…
それにしてもすっごい締め付け…
これじゃあ手加減できないや。
ごめんね、僕若いからしばらく付き合ってもらうよ。
意識飛ばさないように頑張ってね。」
『あっあっあっあんっあっああああっ…』
どのくらい時間が経ったのだろうか。
飛鳥は意識はあるものの何度達したのか分からないくらいヘロヘロになっている。
無一郎も何度も達し、飛鳥は彼の精液だらけに。
そんな飛鳥の姿を見て無一郎は彼女に声を掛ける。