第10章 赤いキク(時透無一郎)*
『あっやぁっ…!触らないでっ…!』
必死に抵抗するも虚しく。
「…湿ってる。」
そう言って笑みを浮かべる無一郎。
『言わないでっ…ああっ……!』
媚薬により敏感になっている飛鳥の身体はショーツの上から触られてるだけでも感じてしまう。
「直接触れてないのにそんなに気持ちいいの?」
『あっあああっ…ち…ちがっ…あァっ……』
「全然違わないよね?
そんな声出して思いっきり感じちゃってさ…
これ、直接触れたらどうなるんだろうね?」
『やっ、だめっぇ……!おね…が…ぃ…』
無一郎は飛鳥の返事を無視して秘部に1本指を入れる。
『っ!!やああああああっ…!』
飛鳥は思いもよらない出来事にビクッと腰が浮き達してしまった。
「え…もしかして今果てちゃった?」
『………』
はぁはぁと肩で呼吸しながら涙目で無一郎を睨む飛鳥。
「本当にすごいね…
指入れただけでそんな風になっちゃうんだ。
…ちなみに、そんな顔して睨んでも逆効果だからね?」
『え、、、』
飛鳥の中にある指が動き出す。