第10章 赤いキク(時透無一郎)＊

そう言って無一郎は服の上から飛鳥の胸に触れる。
『んっ……』
身体が敏感になっている飛鳥は少しの刺激でも反応してしまう。
「…大丈夫？
　凄く敏感になってるんだね。
　少し触れただけなのにこんなにビクビクして…」
『…っ！誰のせいで……！』
「ごめんごめん、僕のせいだよね。
　大丈夫だからこのまま僕に身体を預けて。」
そう言うと今度はいきなり直に触れてくる。
2つの突起をコロコロと指で転がす。

『んっ…あっ…やあああっ……！』
「凄くいやらしいよ…
　もっとその声聞かせてほしいな」
今度は舌でコロコロと転がす。
指とはまた違う感触に飛鳥はただただ反応するしかない。
『ああああっ……もっ…やめ……！』
飛鳥は無一郎の頭を持ち懇願する。

「…すごいね、まだ胸しか触ってないのに…
　こっちはどうなってるのかな…」
そう言って無一郎は飛鳥のショーツに手を伸ばす。