第9章 黄色いヒヤシンス(時透無一郎)
『みんな久しぶり!元気だった?』
「飛鳥!久しぶりだな!」
「俺たちは相変わらずこんな感じだよ。
飛鳥も元気そうだね!」
『伊之助も善逸も元気そうで安心した!
あれ、炭治郎とカナヲは?』
「今伊黒さんたちの所に行ってるよ!」
『そうなんだ。』
「そろそろ戻ってくる…あ!おーい炭治郎!
飛鳥が来てるぞー!」
伊之助が呼ぶその先には炭治郎、カナヲ、そして元霞柱の無一郎がいた。
「飛鳥久しぶり!」
キラキラの笑顔で近づいてくる炭治郎。
『久しぶり!みんな変わらないねー!
あれ、時透くん身長伸びた…?
2年前までは私と同じくらいだったような…』
「…うん、7cmくらい伸びたかな。」
『そんなに!凄いね…!
あっという間に抜かされちゃったよー』
ヘラっと笑う飛鳥。
そんな彼女をジッと見つめる無一郎。