第9章 黄色いヒヤシンス(時透無一郎)
「でも本当に飛鳥さんは私たちの命の恩人です。
彼女たちが今こんなに幸せで笑っていられるのは飛鳥さんのお陰ですよ。」
「うむ、俺も胡蝶と同じ意見だ!
東雲があのとき俺たちを命をかけて助けてくれたから今の俺たちがある!
東雲には頭が上がらない!」
『しのぶさんも杏寿郎さんもやめてください…!
私は皆さんが大好きなんです!
さぁ、私のことはいいので!
お2人の門出をお祝いましょう!』
式が進み、お酒も入りみんな盛り上がりをみせる。
「あれ、飛鳥ちゃんお酒飲まないの?」
禰豆子が声を掛けてくる。
『あー、うん…私飲めなくて…』
「そっか…じゃあお兄ちゃんたちのところ行こうよ!
伊之助と善逸とカナヲちゃんもいるよ!」
『うん!ありがとう!』
飛鳥は禰豆子と一緒に炭治郎たちの元へ向かう。