第8章 キレイナモノ(時透無一郎)*
『んんんんっ……!』
再び無一郎に唇を奪われる。
「…煩い。もう観念しなよ。
恨むなら僕じゃなくて、
今までの自分の行いを恨んでね。」
仰向けの飛鳥の前には四つん這いになってる無一郎。
逃げようとするも手首を掴まれ動けない。
『っ……!』
「…力強いって思ってる?
僕男だからね…?
飛鳥なんかよりずっとずっと
強いよ。」
そう言い無一郎は飛鳥の胸を触る。
『やだ!ちょっと…やめて下さい!』
必死で抵抗する飛鳥。
「大丈夫だよ、飛鳥が抵抗しなきゃ
痛いことはしないしすぐ良くなるから。
…というか、飛鳥着痩せする?
胸、大きいんだね。」
顔を真っ赤にしながら無一郎を睨む。
彼はまたクスリと笑い、
「そんな顔したって駄目だよ。
余計に苛めたくなってくるから
逆効果だよ…」
と彼女の服に手を掛ける。