第8章 キレイナモノ(時透無一郎)*
〜蝶屋敷にて〜
「まぁまぁ不死川さん…とNAME1#さん?
そんなボロボロになって…
どうされたんですか?!」
「墓参りの帰りに足を滑らせて
落ちたみたいでよォ…
足を痛めたみたいで
俺が来るまで這って移動して
こうなったらしい。
ちょっと診てやってくれ。」
『…すみませんがお願いします…』
「じゃあこちらへどうぞ。
風邪引いてはいけないので
先に着替えてください。」
「俺は時透のとこ行ってくる。」
『お願いしますっ…!』
「…良かったですね、
骨折はしてませんよ。
一時的な打撲で少し腫れて
しまっているだけです。
…どうですか?
先程より痛み軽減されてませんか?」
『本当だ…
はい、もう痛くないです…』
「まだ少し熱を持ってるので
湿布貼っておきますね。」